楽天市場で売上を伸ばすには、まずアクセスを増やす集客に取り組むことが必要です。
アクセスを増やす施策はさまざまなものがありますので、ここではその一部と集客のコツをご紹介します。
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楽天SEOについて
楽天SEOとは、楽天内の検索サーチで検索したときに商品が表示される順位のことです。
楽天で売上げを増加させていくためには、商品を購入してくれる見込みのあるお客様を集める必要があります。
楽天ユーザーの70%以上の方が検索サーチから商品を購入しているという結果からも、楽天検索サーチからのアクセス・集客が重要になります。
楽天市場における検索アルゴリズム・ロジックについては公開されていません。
それはそのロジックを公開すれば、どの店舗も基準に沿ったSEO対策を実施するでしょう。
そうすると、ヒットすべきではないページが上位に表示され、ユーザーの検索行動を阻害するからです。
むやみに商品に関係のないワードの記載が商品ページ内にある場合、検索順位を落とされる場合がありますのでご注意ください。
検索順位に与える要素
楽天市場内における検索アルゴリズムに与える要素
想定されるアルゴリズムに影響を与える要素は下記の内容とされています。
- 最適なキーワード
- 売上件数
- 売上額
- 月間優良ショップ
- あす楽対応
- タグID設定
昔よりも、レビュー数の重要度は低下しており、あまり重要ではないようです。
現在では「売上が高い商品」「売れている商品」がもっとも上位表示されやすい傾向にあります。
細かい点では、あす楽対応の商品なんかも優遇されやすい要素のひとつです。
また先ほどのリストには書いておりませんが、単価の高い商品も上位表示されやすいのではないかと思います。
欠品はさせるな!
売れれば検索順位は上がりますが売れなければ検索順位はさがる。欠品というのはまさしく売れない状態です。
どんなに売れていた商品も数週間欠品が続けば圏外から這い上がれません。だから欠品させてはいけません。
検索対象項目
楽天検索サーチで、検索にひっかかる項目は下記です。
- 商品番号(全デバイス)
- 商品名(全デバイス)
- 画像説明ALTタグ(全デバイス)
- PC用キャッチコピー(PC・スマホアプリ)
- モバイル用キャッチコピー(スマホWEB)
- PC用商品説明文(PC・スマホアプリ)
- スマートフォン用商品説明文(スマホWEB)
- PC用販売説明文(PC)
検索項目対象の中で特に重要な項目は「商品名」「キャッチコピー」です。
この2つの項目の中にキーワードを入れるのがもっとも効果的とされています。
商品名に記載する内容
商品名の記載方法については、シンプルです。
商品名に記載すると良いと思われる内容は以下です。
- 商品名称
- 型番(JANではなくメーカー品番)
- 色、柄、特徴
- サイズ
- メーカー、ブランドの名称
- プロモーション内容(送料無料など)
- ポイント変倍
楽天市場の商品名のルールとしては、基本必須情報のみを記載します。
楽天市場の商品名は文字数の上限として「127文字」までです。
ただし、スマホからの検索表示の際には、約30文字程度までしか表示されません。
商品名の左側に狙いたいキーワードを配置するのも有効な方法の一つです。
キャッチコピーに記載する内容
商品名の次に楽天検索順位における重要度が高い項目はキャッチコピーです。
商品名に入りきらないキーワードとして、以下のキーワードをキャッチコピーに入れるのがおすすめです。
- 季節需要(こどもの日、母の日、父の日、敬老の日など)
- イベント需要(バレンタイン、ホワイトデー、ハロウィン、クリスマスなど)
- キーワードの複数候補対策(スマホ、スマートフォン、モバイル)
キャッチコピーは、項目としてはPC用、モバイル用の2種類があります。
どちらも同じように重要なキーワードから先にいれるようにしましょう。
PC用キャッチコピーの文字数の上限として87文字以内で、モバイル用キャッチコピーは30文字以内とされています。
サジェストキーワード
楽天市場の検索サーチで、商品を見つけやすくするために、キーワードを入力した後に、スペースを打ち込むことで、楽天市場内でユーザーがよく検索するキーワードトップ10がサジェスト表示される機能があります。
これをサジェストキーワードと言います。
サジェスト機能で表示されるキーワードから優先的に対策をしましょう。
注目キーワード
注目キーワード一覧は、よく検索されるキーワードをランキング形式で紹介しています。
今売れる商品・売れている商品に関連するキーワードを確認できるのでおすすめです。
トラッキングを見る
買われたときに検索されていたキーワードを「受注管理>注文詳細>トラッキング」から調べてみる。
全体的な確認方法は「RMS→データー分析→売上改善アクション→楽天サーチ流入改善」からできます。
思わずクリックしたくなるようなキャッチフレーズを付けよう
検索キーワードは、集客キーワードではなく、売れるキーワードを見つけることがポイント。
ライバルが(出品数)少なくて、アクセスが多いキーワードを見つける。
それができたらもう勝ち組です。
専門用語を使わずに、お客さんがどんな言葉で探しているかを考えることです。
お客様は同じ用語を使っていないかも知れません。
また「この商品は絶対にいい!見てほしい!」と訴える商品名にすることでお客様は気になって必ずクリックしてくれます。
まとめ
楽天サーチの検索結果順位は「商品の実績(売上げ)」の影響を強く受けるということです。
楽天は販売手数料商売なので売れない商品は掲載したくないかもしれません。
しかし売れる商品は、どんどん上位表示してくれます。
新商品や販売実績が少ない商品は競合店舗と同じキーワードで検索対策を行っているだけでは上位表示させることは難しいので、SNSで拡散したり、RPP広告を使ってみるのもいいでしょう。
また、Google検索などと同様に、楽天検索エンジンも定期的にアルゴリズムの変更がなされています。
そのため変更が大幅に加えられた際に、現在の検索順位が大きく変わってしまうことがあります。
正しい楽天SEOの基礎知識は身に付けて、ヒット商品を育てましょう。
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