カメラの高性能化が進む中でも、ライティング技術は難しいものです。
いろいろな機材を揃えても、屋内や屋外でその状況に応じて光をコントロールして被写体の魅力を引き出さなければ、納得のできる写真が撮れません。
またPC画面で確認すると「もっとキレイに撮れていたはずだったのに。」と感じることもあります。
そこで今回は、Photoshopを使って部分的なテカリ(反射)を抑える方法をご紹介します。
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部分的なテカリを抑える方法
色調補正やブラシツールを使っての修正はとても難しく、キレイに仕上げることができません。
簡単に説明すると、ここでは被写体マスクに色域指定をし、レイヤーを乗算で重ねることでテカリを抑えるという方法です。
レタッチ方法
テカリを抑える手順を9ステップで解説します。
1.被写体をクイック選択ツールで選択します。
2.選択された被写体を新規レイヤーとして上にコピーします。
3.「Ctrl」+「複製したレイヤーサムネイル左クリック」で被写体を選択範囲にします。
4.右下のレイヤーマスクを追加を選択するとレイヤーマスクサムネイルができます。
5.「属性パネル」→「調整」→「色域指定」を選択します。
6.下部の選択範囲のプレビューを黒マットにします。
7.画像の上で一番白い部分をスポイトで抽出します。
8.許容値のパラメーターを調節し、OKをクリックします。
(今回は許容値120とします。多少強めでも大丈夫です。)
9.レイヤーの描画モード設定を通常から乗算に変更します。
10.テカリを抑えすぎになってしまった場合は不透明度で調整し完成です。
≫【Photoshop】手ブレやピンボケの写真をキレイに補正する方法
まとめ
いかがだったでしょうか?写真にもよりますが、この方法を覚えておけば簡単にレタッチできます。
スマホのアプリでも簡単に画像編集ができるようになりましたが、
やはり画像編集といえばadobeの「Photoshop」ですよね!
ぜひ一度挑戦してみてください。
少しでも参考になれば幸いです。
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